「ハッピーメールは業者しかいないのでは」「サクラに課金させられているのでは」「詐欺にあったらどうしよう」と不安になったときに読む記事です。運営会社の公式ヘルプ、セーフティーセンター、会員規約、コミュニティガイドライン、消費者庁・警察の公的な窓口のページをもとに、2026年10月16日時点の内容を確認してまとめました。
この記事が扱うのは、「業者・サクラかも」と思ったときにどう判断し、どう動くかです。プロフィールやメッセージの実例を使った業者の見分け方は、ハッピーメールの使い方をまとめた記事の「業者の見分け方」の章に、通報や無視登録の画面の手順はハッピーメールで困ったときの記事に、Web版とアプリ版の違いはWeb版とアプリの記事に、出会い系全般の業者・サクラの話は出会い系アプリの選び方ガイドに任せます。
ハッピーメールにサクラはいる?公式ヘルプの答えと「業者だらけ」に見えるわけ
最初に言葉をそろえておきます。「サクラ」と「業者」は、ネット上ではまとめて語られがちですが、どこから来た人なのかがまったく違います。この違いを分けておくと、公式の答えも、口コミの「業者だらけ」という声も読みやすくなります。
公式ヘルプは「いわゆるサクラは存在しません」と答えている
ハッピーメールの公式ヘルプには「サクラはいますか?」という質問がそのまま載っています。答えは、不正会員や悪質会員による不適切な投稿の巡回チェック、利用者からの通報対応、年齢確認の身分証明書のチェックなどを24時間365日体制の有人監視で行っているので、「いわゆるサクラはハッピーメールでは存在しません」というものです。
同じページで、公式はサクラを「一般会員になりすまし、利用者からより多くの利用料を払わせるために運営側が雇った会員」と定義しています。つまり公式が「いない」と言っているのは、運営側が雇った会員のことです。運営とは関係なく外から登録してくる人については、別のページ(セーフティーセンター)で「不正利用者」と呼び、注意を呼びかけています。
利用者の側から運営の内側をのぞく方法はないので、この記事では「公式はこう答えている」という形で紹介するにとどめます。そのうえで、利用者が実際に気をつけるべき相手は、運営が雇うサクラではなく、外から入ってくる不正利用者だという整理で話を進めます。
「業者しかいない」と感じるのはなぜか
「業者しかいない」「業者多い」と感じる理由として考えられるのは、男性が最初に受け取るメッセージの中に、外へ連れ出したい不正利用者からのものが混ざりやすいことです。不正利用者は、相手を選ばずに同じような文面を多くの人へ送ることがあり、受け取る側から見ると目立ちます。ただし、全体のうち何割が業者か、といった数字は公式にも第三者にも根拠のある発表が見当たらないため、この記事では割合を書きません。
運営側の対策として公式が公開しているのは、次のような監視と処分の流れです。
- 24時間365日体制の有人監視で、不正利用者による不適切な投稿、通報への対応、年齢確認の身分証明書、プロフィール画像、募集や自己紹介への投稿を確認している(セーフティーセンター「安心・安全の取り組み」)
- 通報で会員規約の違反者を見つけた場合は警告を表示し、改善が見られない場合はサービスの利用停止または会員資格の停止をする
- 会員規約の第9条で、営業・販売・勧誘・広告のための登録や、メールアドレスなどの個人情報を集めるための登録は、理由を開示せずに利用停止・退会処分にできると定めている
見張りと処分の仕組みはあっても、登録してから見つかるまでの間に、メッセージが届いてしまうことはありえます。だからこそ「届いた相手が不正利用者かどうか」を利用者の側でも判断する材料が要る、というのが次の章の話です。
知恵袋の「詐欺だった」はどう読むか
Yahoo!知恵袋などで「ハッピーメール 詐欺」と調べると、「詐欺にあった」「業者にだまされた」という書き込みが見つかります。こうした声を読むときは、「サービスそのもの」と「その中にいた一部の相手」を分けて考えると混乱しません。
サービスそのものについては、公式の会社概要で確かめられます。ハッピーメールの運営会社は福岡市中央区の株式会社アイベックで、インターネット異性紹介事業の届出(福岡公安委員会・認定番号90080003000)と、第二種電気通信事業者の届出(届出番号H4-094)を済ませていることが公開されています。一方で、知恵袋の「詐欺だった」という書き込みは、サービスの中で出会った特定の相手からお金を求められた、外のサイトに誘導された、といった個人の体験として書かれています。書いた人の体験は事実かもしれませんが、同じ時期・同じ相手に自分が当たるとは限らず、外から確かめることもできません。個人の体験は参考の1つとして読み、公式の情報とは分けて受け止めるのがおすすめです。
公式セーフティーセンターが挙げる不正利用者の4つの型
「サクラの見分け方」を探している人に、ここで答えをはっきりさせておきます。見分ける相手はサクラではなく、公式セーフティーセンターの「不正利用者を見分ける手がかり」が挙げる4つの型です。プロフィールやメッセージの実例(「大人の交際」の書き込みなど)での見分け方は、使い方をまとめた記事の「業者の見分け方」の章に任せ、ここでは公式の項目どおりに整理します。
ぼったくり店へ連れて行こうとする
1つ目は、高額な料金を請求する店へ連れて行こうとする型です。公式が挙げる特徴は、待ち合わせ場所の提案に応じず特定の場所を執拗に指定してくる、当日や翌日などすぐに飲みに行く約束を取り付ける、事前にお店を決めようとしない、予定が決まるとすぐに他のSNSに移行する、の4つです。「会えるなら早いほうがうれしい」と感じる場面ほど、店の指定と急ぎ方の組み合わせに目を向けてください。
SNS IDの書き込み・暗号資産・電子マネーの先払い
2つ目は詐欺行為です。プロフィール画像や自己紹介文にSNS IDが書かれている、自己紹介文やメッセージの日本語が不自然、本名・住所・勤務先・メールアドレス・電話番号・クレジットカード番号・銀行口座などの詳しい個人情報を聞いてくる、仮想通貨などの暗号資産への投資を勧めてくる、商品や動画の譲渡・販売を名目に電子マネーでの先払いを求めてくる、が公式の挙げる特徴です。お金や個人情報が「先に」動く話は、どんな理由がついていても止まる合図になります。
マルチ商法・情報商材・スカウト
3つ目は、出会いではなく勧誘が目的の型です。マルチ商法や情報商材の勧誘、営業・宣伝、カットモデルの募集やモデル・芸能界へのスカウトをほのめかす、マッチングしたばかりの段階で将来の夢や不労所得、尊敬している先輩や師匠の話を始める、が公式の挙げる特徴です。最初は普通の会話でも、話題が「稼ぎ方」や「紹介したい人」に寄っていくなら、この型を思い出してください。
ハッピーメールの公式コラム(ハッピーライフ)も、マッチングアプリ一般の話として、勧誘目的の人の特徴に、大勢で写っている写真を載せている、ハイステータス、職業が謎めいている、メッセージの返信がとにかく早い、すぐに会おうとする、イベントやセミナーに誘ってくる、を挙げています。ハッピーメールに限った話ではありませんが、3つ目の型を見分けるときの補足になります。
外国籍・高年収を名乗るロマンス詐欺
4つ目は、公式が「外国人グループによる個人情報収集・ロマンス詐欺など」と呼ぶ型です。特徴は、外国籍かつ年収の高いプロフィール設定で片言の日本語のメッセージを送ってくる、海外のSNSや他サイトの写真をプロフィールに使って他人になりすます、交際・結婚や利益の高い投資先・副業の紹介をほのめかして個人情報を聞いてくる、の3つです。外国の人だから危ない、という話ではありません。見るのは国籍ではなく、なりすましの写真・投資や副業の話・個人情報の聞き出しといった行動です。翻訳調のメッセージを受け取った実例は、外国人とのやり取りの体験記事にまとめています。
公式がこうした4つの型を公開し、24時間365日の有人監視と通報で対処しているハッピーメールの中なら、型を知ったうえで相手を探せます。
※18歳未満・高校生は利用できません
「業者かも」と思ったときの段階別の対処
不正利用者かどうかは、最初のメッセージだけで決めきれないこともあります。そこで、やり取りが進む段階ごとに「ここで何を見て、どう動くか」を分けておきます。段階が進むほど、取り返しにくくなります。早い段階で止まれるほど安全です。
メッセージが届いた段階:返事の前にプロフィールを見る
メッセージが届いたら、返事を書く前に相手のプロフィールを開きます。コミュニティガイドラインは「不正利用者の特徴と対策」として、プロフィール画像が無断転載と捉えられるもの、ニックネームが意味のないアルファベットの羅列など違和感がある、プロフィール欄の日本語が片言だったり詳しく入力されていなかったりする、メッセージの中で執拗に個人情報を聞き出そうとして会話が成立しない、の4つを挙げ、当てはまる相手とはやり取りを控えて通報するよう案内しています。前の章の「SNS IDの書き込み」もこの段階で見られます。SNS IDは自己紹介文だけでなくプロフィール画像の中に書かれていることもあるので、写真も文字と同じように見ておきます。
気になる点があっても、返事をする義務はありません。公式も、不安を感じたら無理にやり取りを続ける必要はないとしています。相手からのメッセージを受け取りたくないときは、相手のプロフィールから「無視登録」ができます。無視登録や見ちゃいや登録の画面の手順は、困ったときの記事で扱っています。
LINEや外のサイトへ誘われた段階
「ここは高いからLINEで話そう」「こっちのサイトのほうが話しやすい」と、外へ誘われる段階です。ハッピーメールの会員規約の第10条(禁止行為)は、5号で「メールアドレス、LINE ID、SNSサービス等の個人情報を収集する行為」、7号で電話番号・Eメールアドレス・住所などの個人情報やURLを書き込む行為を禁止しています。コミュニティガイドラインも、ハッピーメール内で外部サイトへ誘導する目的での利用を禁止しています。
規約が外への誘導を止めているのには理由があります。やり取りがハッピーメールの外へ出ると、運営の監視も通報も届かなくなるからです。公式も、相手が信頼できるまではSNSなどの連絡先の交換は控え、自宅の住所や勤務先などは教えないよう呼びかけています。知り合ってすぐLINEを求めてくる相手や、URLを送ってくる相手には、こちらから連絡先を出さずにハッピーメールの中で話を続けるか、やり取りを終えましょう。LINEを交換してよいタイミングの考え方は、LINE交換について書いた記事にまとめています。
会う約束・お店を指定された段階
会う話が出たら、公式セーフティーセンターの「お相手と会う際に気をつけること」が目安になります。会う約束はハッピーメール内のメッセージでやり取りし、信頼できる人だと確信できるまで控える。待ち合わせは利用する人の多い公共の場にして、自宅や個室、人気のない場所は避ける。判断力が鈍るほどのお酒の飲みすぎに気をつけ、相手がお酒を強要するならデートを終える。携帯電話や財布などの貴重品は常に身につけておく。こうした内容です。
ここで思い出したいのが、ぼったくり店へ連れて行こうとする型の特徴です。こちらが提案した待ち合わせ場所に応じず特定の店を執拗に指定する、今日や明日すぐに飲みに行こうとする、という動きが重なったら、約束はいったん保留にしてください。「その店でなければ会えない」という相手とは、会わない判断をしてかまいません。
会うと決めた場合も、公式は、信頼できる友人や家族に誰と会うのか・いつ帰宅するかを共有しておく、移動は公共の乗り物を使い、相手の車や二人きりの移動はできるだけ避ける、帰りの移動手段は自分で確保する、と案内しています。不安を感じたらすぐに立ち去り、危険を感じたら周囲に助けを求めてください。
写真と別人・写真が無断転載らしいとき
プロフィール写真がモデルのように整いすぎている、別のサイトで同じ写真を見かけた、といった違和感は、ガイドラインの「無断転載と捉えられるプロフィール画像」や、4つ目の型の「海外のSNSや他サイトの写真でなりすます」に当たる可能性があります。ただし、写真だけで本物かどうかを確かめる方法は公式に案内されていないため、写真の違和感は「ほかの特徴と重なっていないか」を見るきっかけとして使うのが現実的です。
反対に、自分や知人の写真やプロフィールが勝手に使われているのを見つけたときは、公式ヘルプが「サービス内から通報を」と案内しています。この場合も、対応の結果は知らされません。
運営に知らせる:通報で起きること・起きないこと
どの段階でも、気になる相手は相手のプロフィールから運営に通報できます。公式ヘルプから分かる、通報で起きることと起きないことは次のとおりです。
- 起きること:会員規約に基づいて事実確認・調査が行われ、違反があれば記載内容の削除・警告・アカウントの停止などの措置がとられる。対応は送信から数十分以内に完了する
- 起きること:自分の通報だけでなく、複数の会員からの通報を踏まえて対応が変わることもある
- 起きないこと:通報したことが相手に知らされることはなく、違反者に通報者の情報は開示されない
- 起きないこと:対応結果の案内はない。規約違反の事実が認められないと判断された通報には、対応しないこともある
結果が見えなくても、通報は運営の監視に情報を足す手段です。画面での手順(7つの操作)は、困ったときの記事の通報の章で順番に説明しています。
やり取りを続けるか迷ったときの確認表
ここまでの内容を、手元で使える確認表にまとめました。項目は、公式セーフティーセンターの4つの型、コミュニティガイドライン、会員規約に書かれていることだけで作っています。1つでも当てはまったら、右の列の「次にすること」を選んでください。
| 見るところ | 当てはまる例 | 次にすること |
|---|---|---|
| プロフィール | 画像や自己紹介にSNS IDがある/意味のないアルファベットのニックネーム/片言・ほとんど入力されていない | 返事をせず、無視登録か通報 |
| 写真 | 他サイトや海外のSNSの写真に見える/無断転載と捉えられる | ほかの項目と重なれば通報 |
| 連絡先 | すぐにLINE・メールを聞く/URLを送ってくる | 連絡先を出さず、ハッピーメールの中で話すか終える |
| 会う約束 | 場所の提案に応じず店を執拗に指定/当日・翌日にすぐ飲みに行こうとする | 約束を保留。公共の場でなければ会わない |
| お金 | 暗号資産への投資を勧める/電子マネーの先払いを求める | 払わずにやり取りを止め、通報 |
| 勧誘 | マルチ商法・情報商材・スカウト/不労所得や師匠の話 | やり取りを止め、通報 |
| 個人情報 | 本名・住所・勤務先・口座などを執拗に聞く/会話が成立しない | 教えずに通報 |
表の項目は「業者だと決めつけるための材料」ではなく、「これ以上進まないための目安」です。当てはまる相手がたまたま普通の会員だったとしても、止まって困ることはほとんどありません。逆に、当てはまるのに「この人は大丈夫そう」と進むほど、外への誘導やお金の話に巻き込まれやすくなります。
使い方のコツは、最初のメッセージのときだけでなく、段階が進むたびに表を見直すことです。プロフィールの段階では気になる点がなくても、何通かやり取りした後にLINEやお金の話が出てくることはあります。1つの項目だけでは判断に迷うときは、「2つ目の項目が重なったら止まる」と自分の中で先に決めておくと、相手のペースに流されにくくなります。
この確認表を手元に置けば、通報や無視登録がすぐ使えるハッピーメールの中で、相手を見極めながらやり取りを進められます。
※18歳未満・高校生は利用できません
お金を払ってしまった・詐欺被害にあったとき
電子マネーで先払いをしてしまった、投資の話に乗ってお金を送った、店で高額な料金を請求された。こうしたときは、ハッピーメールの運営にできることと、運営ではできないことを分けて、相談先を選びます。
ハッピーメールの運営ができること・できないこと
公式ヘルプ「詐欺被害などのトラブルに巻き込まれた場合は?」は、相手の会員を調査・確認するために、サービス内からの通報を求めています。運営ができるのは、この通報をもとにした調査と、警告・利用停止などの措置です。
一方、同じヘルプは「詐欺被害や犯罪行為などの実害に遭われた場合はこちらでは対応できませんので、最寄りの警察へご相談ください」とはっきり書いています。警察から情報照会などの依頼があれば全面的に協力する、とも書かれています。お金の被害そのものは、運営ではなく警察や公的な窓口に相談するものだと考えてください。
また、ハッピーメールで購入したポイントは返金されません。会社概要では既に支払われた料金や購入されたポイントに返金業務は行っていないとし、会員規約の第6条でも払い戻しは一切行わないと定めています。業者に払ったお金が戻るかどうかについては、公式にも公的な窓口にも見込みを示す情報は見当たらないため、この記事でも「戻る」とは書きません。
公的な相談先:188・#9110・110・警察庁のサイバー窓口
お金の被害や、脅すような連絡が止まらないときは、次の公的な窓口が使えます。どれもハッピーメールの会員かどうかに関係なく相談できます。
- 消費者ホットライン「188」(消費者庁):お金や契約のトラブル。電話をかけると、身近な消費生活センターなどの相談窓口を案内してもらえる
- 警察相談専用電話「#9110」:犯罪や事故に当たるか分からないけれど、悪質商法などで警察に相談したいとき。電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながる
- 「110番」:身の危険が迫っているなど、今すぐ警察官に駆けつけてほしい緊急のとき
- 警察庁「サイバー事案に関する相談窓口」:インターネット上のトラブルについて、都道府県警察の相談窓口を案内している
相談の前に、相手のニックネームとプロフィールの画面、やり取りの画面、払った金額・日時・支払い方法が分かるもの(電子マネーの番号や振込の控えなど)を手元に残しておくと、状況を伝えやすくなります。ハッピーメールのセーフティーセンターにも「相談・通報先」のページがあり、ハッピーメールサポートセンターへのお問い合わせ、警察相談ダイヤル、DV相談の窓口が並んでいます。詐欺や業者にあったときの対処を出会い系全般の目線でまとめた記事もあります。
「要注意人物一覧」を探す前に知っておきたいこと
「ハッピーメール 要注意人物一覧」と検索して、業者や詐欺師の名前のリストを探す人もいます。一覧を探す前に、3つのことを知っておくと遠回りをせずに済みます。
公式は実名の一覧を出していない
確認できたハッピーメールの公式ページ(ヘルプ・セーフティーセンター・コミュニティガイドライン・会員規約)には、不正利用者の名前や写真を並べた一覧はありません。公式が示しているのは「どんな行動をする相手に気をつけるか」という特徴だけです。ネット上の一覧は、誰がどんな根拠で作ったものか外から確かめられません。
やり取りを外に晒すのは規約・ガイドライン違反
反対に、自分が出会った怪しい相手を一覧にして公開しようと考えた場合も注意が必要です。コミュニティガイドラインは、ハッピーメールに掲載されている個人情報や、個人間のメッセージのやり取りなどプライベートな内容をハッピーメール以外に投稿・公開することを禁止しています。会員規約の第10条8号も、サイト上の内容をスクリーンショットして転載・配布などで第三者に公開する行為を禁止しています。相談のために警察や窓口へ見せるのと、ネットに公開するのは別のことです。怪しい相手を見つけたら、晒すのではなく通報で運営に知らせましょう。
女性編の一覧より「行動」で見る
「要注意人物一覧 女」「ハッピーメール 詐欺 女」と、女性の名前の一覧を探す人もいます。名前で探すより確かなのは、公式が挙げる行動で見ることです。女性を名乗る相手のお金の話で、公式の型に当てはまるのは、商品や動画を名目にした電子マネーの先払い、当日すぐに飲みに行く約束と店の指定(ぼったくり店の型)、仮想通貨などの暗号資産や副業の紹介です。どれも前の確認表に入っています。名前やプロフィールは変えられても、外へ連れ出す・お金を先に求める・急がせる、という行動は変わりにくいからです。
Web版は怪しい?年齢確認で身分証を出すのは危険?
「ハッピーメールのWeb版は業者が多い」「年齢確認で身分証を送るのは危険では」という不安にも、公式の情報で答えておきます。
公式サイトは happymail.co.jp だけ:偽サイトの4つの特徴
Web版で気をつけたいのは、相手より先に「入口」です。ハッピーメールの公式コラム(2026年1月23日更新)は、公式サイトは「https://happymail.co.jp/」のドメインで運営していてこれ以外はない、ログインする前にドメインを確かめるように、と案内しています。同じコラムは、今のところ偽サイトの存在はなさそうとしながらも、ひと昔前には偽サイトで会員番号の設定や電話番号認証をしてしまい不正請求されたケースがあったと紹介し、偽サイトの特徴として次の4つを挙げています。
- 年齢確認をしなくても使える
- 退会方法について書かれていない
- 女性だけでなく男性も無料になっている
- セフレ募集や怪しい店舗への勧誘ばかりの掲示板しかない
SNSのダイレクトメッセージで「当選しました」とキャンペーンを装い、偽サイトへ誘う手口もあるとされています。ブラウザで使うときは、ブックマークした公式のアドレスから入るようにしましょう。Web版とアプリ版の機能の違いや、公式の入口の確かめ方は、Web版とアプリの記事で詳しく説明しています。
「Web版の相手は業者」は公式の見分け方には無い
相手のプロフィールに表示される端末(PCなど)を見て「Web版の相手は業者」と判断する説もありますが、公式の「不正利用者を見分ける手がかり」やコミュニティガイドラインには、端末の種類は入っていません。公式コラムも、スマホのWebブラウザやパソコンからハッピーメールを使う場合はログイン前に公式ドメインかどうかを確認するよう案内していて、Web版は公式が用意している入口の1つです。公式サイトのアプリの案内にも「公式のアプリなので、Web版と近い感覚で使えます」とあります。端末の表示は目安の1つにとどめ、この記事の確認表の項目と重なるかどうかで判断してください。使用端末がPCと出る相手についての筆者の記録は、端末の表示について書いた記事と、使い方のまとめ記事にあります。
年齢確認の身分証は、不要な項目を伏せて出せる
年齢確認は、出会い系サイトの利用者が18歳以上であることを確かめるための法令上の手続きで、ハッピーメールでも済ませないとメッセージの送信などが制限されます。身分証を送るのが心配な人に向けて、公式ヘルプは、書面での確認に必要なのは「生年月日、又は年齢」「書面の名称」「書面の発行者名」の3つで、お名前・ご住所・免許証番号など手続きに不要な情報は伏せて送ってよい、送った情報は確認後に破棄している、と案内しています。会員規約の第8条にも、年齢確認が完了しだい送られた情報を速やかに完全破棄すると書かれています。
まとめると、ハッピーメールを使うこと自体の危険性は、運営の監視・届出・規約で一定の手当てがされている部分と、利用者が自分で気をつける部分(外への誘導・お金の話・入口のドメイン)に分かれます。年齢確認の手順や使える書類の一覧は、使い方のまとめ記事と登録の記事で扱っています。
ハッピーメールのサクラ・詐欺でよくある質問
よく調べられている質問に短く答えます。
Q. ハッピーメールにサクラはいますか?
A. 公式ヘルプは、24時間365日体制で有人監視をしているので「いわゆるサクラはハッピーメールでは存在しません」と答えています。気をつける相手は、外から入り込んで外へ連れ出したりお金を求めたりする不正利用者です。
Q. 女性から積極的なメッセージや「すぐ会いたい」が来たら業者ですか?
A. それだけでは決められません。特定のお店を執拗に指定する、当日や翌日にすぐ飲みに行こうとする、すぐにLINEへ移ろうとする、電子マネーの先払いを求める、といった公式が挙げる特徴と重なるかで判断し、重なったら約束を保留にしてください。
Q. 写真と実物が違う相手は通報できますか?
A. 無断転載と捉えられるプロフィール画像は、コミュニティガイドラインが不正利用者の特徴に挙げています。相手のプロフィールから通報できます。通報したことは相手に知らされず、対応結果の案内はありません。
Q. 業者にお金を払ってしまったら、ハッピーメールが返金してくれますか?
A. 公式ヘルプは、詐欺被害などの実害は運営では対応できないので最寄りの警察へ相談するよう案内しています。購入したポイントも返金されません。相手は通報し、お金の被害は消費者ホットライン188や警察相談専用電話#9110に相談してください。
Q. ハッピーメールのWeb版を使うのは危険ですか?
A. 公式サイトは happymail.co.jp のドメインだけです。ログインする前にドメインを確かめれば、Web版は公式が用意している入口の1つです。端末の表示だけで相手を業者と決めつけず、行動で判断してください。
まとめ:サクラはいない。迷ったら「外・お金・急ぎ」で止まる
ハッピーメールのサクラ・業者・詐欺について、この記事の要点をまとめます。
- 公式ヘルプの答えは「いわゆるサクラはハッピーメールでは存在しません」。公式のいうサクラは「運営側が雇った会員」のこと
- 気をつける相手は、外から入り込む不正利用者。公式は4つの型(ぼったくり店・詐欺行為・マルチとスカウト・ロマンス詐欺)を挙げている
- LINEや外のサイトへの誘導は、会員規約の第10条とガイドラインで禁止されている。外へ出ると運営の監視と通報が届かない
- 迷ったら確認表で見て、当てはまれば止まる。不安な相手は無視登録か通報
- お金の被害は運営では対応できない。警察と公的な窓口(188・#9110・110)に相談し、購入ポイントは返金されないことも知っておく
- Web版は公式のドメインから入り、年齢確認の身分証は不要な項目を伏せて出せる
「外へ連れ出そうとする」「お金を先に求める」「急がせる」。この3つのどれかが見えたら、その場で止まる。それだけで、多くの不正利用者からは距離を置けます。
18歳未満・高校生はハッピーメールを利用できません。
ハッピーメールは、運営の有人監視と通報の仕組みがある中でやり取りできるサービスです。サクラの有無で迷うより、この記事の確認表を手元に置いて、相手の行動を見ながら使ってみてください。
※18歳未満・高校生は利用できません











